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なけぬし

自分の子供を教育しちゃいけない理由!?

驚くべき事実なのですが、わが子を教育するときに必要な心がけが中国の古典でも語られています。

以下は『孟子』離婁編から翻訳した内容です。

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公孫丑が孟子にたずねた。

「君子は自分では自分の子を教育しない。これはなぜでしょうか」

「自然にそうなるのだ。教育するほうでは、
子供を正しい人間にしたいと思って努力する。

ところが相手が勉強に熱心でないと、つい腹を立てる。
腹を立てれば、かえって子供を傷つける。

子供のほうもまた「おとうさんはぼくに正しくなれといいながら、
自分だってまだ正しいことができないじゃないか」と思う。

これでは父と子が傷つけあうことになる。
傷つけあっては良い結果は生まれない。

むかしは自分の子供を人の子供と交換して教えあったものだ。
親子の間でたがいに善を強いるのはよくない。
善を強いれば仲違いするからだ。
親子の仲違いほど不幸なことはない」

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たしかに善を強いることは、お互いの関係をぎこちなくしますね。

なんと、このような経験に基づく反省が紀元前300年頃には言われていたのです。

私たちはこの古典から学ぶ必要があるでしょう。
自分の代わりに、わが子によい指導してくれる人物を探しておく必要があります。
さながら今では塾や家庭教師やスポーツ指導者ということになるのでしょうけれど、
習う内容よりも人格形成も含めた指導ができる人を探す必要がありますね。

またその点を考えると自分も相手親が言い難いことをその子に伝えて
指導できるような人物にならなければならないと強く思うのです。

わが子だから言えること、わが子だから言えないこと。
「幼児教育」は幼児を教育するのではなくて、自分の受けた教育の成否まで
試される試金石になると思うと、身の引き締まる思いがします。

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最終更新日:2016-05-22 21:45

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